ビジネスで企画がスベった時の対処法

基本的にテレビはほとんど観ない僕ですが、先日は珍しく長時間、お笑い番組を観る機会がありました。

そのお笑い番組を観ていても、面白い発見があったりします。

実にたくさんのお笑い芸人、コメディアンがいる中で、自分の芸やコメントが「スベった」後の対応の仕方で、その人が一流かそうでないかが分かってくるんですね。

「さすがだな!」と思える芸人さんは、「スベった」後の間の取り方、その場の盛り上げ方が抜群にうまい。

どんなに一流な芸人さんであっても、自分の芸やコメントが、100%ウケるとは限りません。

それはスベることもあります。

でも、スベった後、その場を「スベったままの冷たい空気」のままにしておくのではなく、そこから起死回生して笑いを作っていったりするんですよね。

出川哲郎さんもうまいし、バナナマンの日村さんも抜群に上手。

その中でも極めている人が、ダウンタウンの松本人志さんでしょうね。

松本さん自身がスベることはほとんどありません。

ですが、司会を務めている番組にゲストできたタレントさんがスベった後に、そのネタを拾いあげて、場の空気を立て直す術は、本当に見事だと思います。

これだけ次から次へとお笑い芸人が出てくる中で、未だにトップの座に君臨する理由がわかるような気がします。

 

企画がスベりっぱなしだったサラリーマン時代

その昔、僕が百貨店に勤務していた時のこと。

まだ若手社員と呼ばれていた頃に、わずかワゴン4台分ぐらいの催事スペースを任されていたことがありました。

たった4台分のワゴンスぺ―スですが、そこに自分で企画した商品を仕入れ、販売していくわけです。

トレンドや傾向を分析して、企画書を書いて、問屋さんに電話をして、担当者と打ち合わせをバッチリと行って、販売していきます。

「よし! バッチリだ! これは絶対に売れるはずだ!」

長い時間をかけて販売に向けての準備をしてきたので、自信があります。

まだ20代前半の頃。 若かったですからね。

「俺のこの企画が売れないはずがない!」・・・根拠のない自信があったりします。

若い頃というのは、恐いもの知らずなものです(笑)

万全を期して迎えた販売初日。

売れません。

全くお客さまが商品を手に取ってくれません。

フロア内にお客さまはたくさんいるんです。

でも、僕の催事スペースだけ、チラッと商品や値段を見るだけで、誰も足を止めてくれないのです。

おかしい・・・ こんなはずじゃない。

若い三浦社員は焦ります(笑)  そして、原因を他に求めたりします。

「今日のお客さまは、たまたま興味がなかっただけだろう・・・ 明日はきっと大丈夫だろう。 売れるだろう」

2日目。 やはり売れません。

昨日に比べて、手に取ってくれる方が少し増えましたが、それでも売上に結びつきません。

同じような状態で、3日目、4日目と過ぎていきます。

何も手を加えないわけですから、当然何も変わりません。 売上がないままです。

こんなに売れていない、結果が出ていないのに、商品の展開を見直そうとしない。

時間だけが過ぎていき、やがて催事期間が終了します。

結果は散々。

上司から大目玉をくらったことを思い出します。

お客さまが反応してくれない、買ってくれない・・・

完全に「スベっている」状態なのに、商品内容や価格を見直したり、展開レイアウトを変えてみたりすれば、また結果は違っていたのかも知れません。

ところが、まだ若い三浦店員は(笑)、頑張って企画した自分を信じ切ってしまい、「あれだけ準備に時間をかけたんだ・・・ 売れないはずがない・・・」 と思い続けていたわけです。

サラリーマン時代のこのような失敗経験は、それこそたくさんあります。

今となっては、そんな数々の失敗談が、現在のビジネスに役立っていると思えます。

 

売れない、反応がないことには必ず原因がある

現在ビジネスを展開されている方、お店・教室などへの集客をされている方。

自分が展開されているサービス、商品は、「スベって」いないでしょうか?

ある一定の期間展開をされていて、まったく反応がないサービスや商品は、一度しっかりと見直して、そして手直しをすることが大事です。

確かにこれまで時間をかけて、一生懸命作ってきたものに、愛着がある気持ちも良く分かります。

でも当たり前のことですが、ビジネスとして展開している以上、「売れてなんぼ、利益を出してなんぼ」ですよね。

趣味として、個展を開いているわけではないのですから。

「スベっている」状態なのに、「おかしいな? なんでだろう? そのうち売れるだろう」なんて考えてそのままにしておいても、何も変わりません。

売れない、反応がないということには、必ず原因があります。

サービス内容なのか、価格なのか。 あるいは見せ方なのか、展開の仕方なのか。

今までやってきたことを全部ひっくり返すような、大幅な手直しよりも、少し目先を変えて、修正を加えていくやり方がベストだと思います。

自分の展開している企画、サービスなどがイマイチ反応がなく、スベっているな、と思ったら。

スベっている状態を放置しておくことなく、早め早めに手を打っていくことが大事ですね。

 

 

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